オンライン英会話の中で、講師の質が抜群に高いと評判のBizmates(ビズメイツ)の無料体験レッスンを受けてみました。
ビズメイツは月12,000円(税別)で、25分のレッスンが毎日受けられます。
移動に時間もかからないので、本当に25分だけ。
忙しい人でも、1日25分ならなんとか捻出できそうです。
レッスン予約も簡単です。
入会金・教材費なし。
英会話レッスンとしてはかなりお安いです。
1度の体験レッスンなので完全なレビューとはいえませんが、結論から言うと、
- 2週間もやれば英語で緊張することがなくなる
- 2か月もやればビジネス英会話をかなりレベルアップできる
という手応えを感じました!
Bizmatesの体験レッスンの内容と、詳しい評価を紹介していきます。
Bizmates(ビズメイツ)とは
Bizmatesの特徴は…
1. ビジネス英語に特化している
これは社会人の英会話スクール選びにおける最重要ポイントです。
レッスンも教材も、ビジネススキルとビジネス英語に的を絞っています。
2. 教師の質が高い
これがBizmatesの一番の売りでもあり、評価されている点です。
ビジネス英語における「講師の質」=「ビジネス経験」。
講師の紹介を見ていると、正直なんで英会話の講師をしているんだろう、と思うような経歴ばかりです。
3. Skype(スカイプ)を使う
レッスンはSkypeを使います。
パソコンはもちろん、アプリをダウンロードしてスマホやタブレットでレッスンを受けることも可能です。
Bizmates体験レッスンの準備
体験レッスンまでに必要な準備です。
1. 無料体験レッスン申し込み(会員登録)
ビズメイツのホームページより、無料体験レッスン申し込みに進み、会員登録をします。
登録するのは名前とメアドだけです。
2. Skype(スカイプ)とヘッドセットを準備
Skypeを使えるようにしておきます。
最悪パソコンのマイクとスピーカーでもいけますが、ヘッドセットの方がよく聞こえるし声を張り上げる必要もないです。
とりあえずこんな簡単なやつを用意しました。
イヤホンマイク
変換アダプタ
こだわりはないので、充分でした。
3. 無料体験レッスン予約
予約は簡単で、こんな画面です。
①の「かんたん予約」で講師をランダムに選ぶこともできます。
講師の自己紹介と経歴が読め、声も聞けます。
選び直すことも可能です。
②の「ビジネス経験」で講師をビジネス経験で検索できます。
選択肢は豊富です。
人事、会計/経理、経営企画、品質管理、法務、公務員/外交員、研修/人材育成、事務、文書・資料作成/編集/校正、営業、秘書、カスタマーサービス、研究、建築/デザイン、IT
講師の数が多いので、自分の希望する日時にレッスンが受けられないということはなさそうです。
予約ができたら、あとはレッスンを待つだけです。
BizmatesからのSkypeの設定確認やレッスンの案内も親切で、スムーズに準備ができました。
Bizmates体験レッスンの流れ
Bizmates体験レッスンの流れは、おおまかに、
「自己紹介とレベルチェック(10分)」
↓
「トライアルレッスン(15分)」
です。
もう少し詳しく説明します。
- 自己紹介
お互いに短い自己紹介をします。名前、会社、役職くらいです。
講師が体験レッスンの流れの説明もしてくれます。 - レベルチェック
前半は、講師の質問(5~10問くらい)に答えます。仕事や英語の経験・目標についての質問です。
後半は、短いロールプレイです。今回は「外国人に日本の名刺交換のやり方を説明する」でした。 - フィードバック
Bizmatesでのレベルを伝えられます。レベルは1~5で、レベルごとにカリキュラムと教材が用意されています。
自分の英語の良かった点、悪かった点も教えてくれます。 - トライアルレッスン
自分のレベルの、実際の教材を使った15分のレッスンです。これもまた「日本の名刺交換の説明」だったのですが、良い例、悪い例を読み講師と話し合い、最後にもう一度ロールプレイするというものでした。 - 質問
最後に質問タイムがあり、終了です。
Bizmates体験レッスンの評価
体験レッスンを受けてみた感想と、Bizmatesの評価です。
講師の評価
今回かんたん予約でランダムに選んだ講師は、経理系の仕事を15年以上、管理職、アメリカのクライアントとの仕事の経験もある先生でした。
少し流れがぎこちなかったり、アドバイスがベタと感じることはあり、講師の経験は浅いのかなという印象を受けました。
ただ英語はビジネスライクで印象がよく、まさに外国のビジネスマンと会話をしている感じがとてもよかったです。
講師がしっかりとしたビジネス英語をしゃべれるということが、ビジネス英会話を学ぶ上では一番重要です。
その点では◎です。
レッスン時間・構成
25分は思っていたよりも長く感じました。
レベルチェックがなければ、少し世間話をしてから、1つのテーマに焦点をしぼってロールプレイ練習をするには充分な時間です。
自己紹介や世間話(アイスブレイク)を少ししてから、用意した本題に入り、最後に挨拶をして終わる。
これはまさにリモート会議の流れなので、英語のミーティングに苦手意識がある人にはかなり効果的な構成です。
訛りについて
Bizmatesの講師はほぼフィリピン人です。
「訛りはない」という口コミが多いですが、耳だけは異常に良い(子供の頃アメリカに住んでいた)私の意見としては、訛りありです。
講師選びの際に何人か自己紹介を聞きましたが、ほとんどの講師が多少の訛りはありました。
ただ、キレイな癖の少ない英語です。
Bizmatesで習ったら自分の英語が訛ってしまうとか、ネイティブの英語が聞き取れなくなってしまうとか、そういうことはないです。
アメリカ人でも、「この人東部出身かな」、「この人南部だな」という感じで訛りがありますが、その程度です。
気にする必要は全くないです。
システムの評価
予約のシステムやレッスンのフォローなど、気になる点は一つもなかったです。
使いやすいです。
営業・勧誘
体験レッスン後の営業が怖いという人もいると思いますが、全くないです。
最後に「またレッスンで会えることを楽しみにしています。」と言われたくらいです。
Bizmatesからの案内メールは届きますが、マイページで簡単に配信停止できます。
教材
体験レッスンでレベルチェックをすると、自分のレベルの教材がすべて閲覧・ダウンロード可能になります。
レベル3のカリキュラムはこんな感じです。50のレッスンがありますが、それぞれの教材が見れるようになります。
この教材だけでも結構ためになります。
教材の中身をみると分かりますが、英語自体を習うというよりも、ビジネススキルについて英語で学ぶというレッスンなので、かなり実用的です。
教材を使ったレッスンの他に、トピックについてディスカッションをするDiscovery、プレゼンの練習やメールの添削をお願いできるAssistというレッスンも選べます。
Bizmatesをおすすめする人
Bizmatesを一番おすすめするのは、仕事で英語に触れるけど話す機会が少ない人です。
特に緊張してしまうという人にはおすすめです!
今回の体験レッスンもかなり緊張しましたが、これを毎日25分、あえて毎回違う講師を選べば、2週間もしたら慣れるだろうなと感じました。
Bizmatesのよいところは、やはり講師がビジネスマンであること。
雰囲気も英語もしっかりビジネスマンなので臨場感があり、「先生とはしゃべれるけど、本番ではしゃべれない」ということにならなそうです。
英語のリモート会議に備えたい人にもおすすめです。
自己紹介・アイスブレイク → 本題 → 締めの挨拶 というレッスン構成が、リモート会議そのものです。
会議の始めと締めだけでも慣れれば、かなり楽になるでしょう。
英語の読み書きと英会話のレベルにギャップがある人にもおすすめです。
読み書きができるということは、ボキャブラリーや文法の土台ができているということです。
会話はスキルなので、土台ができている人は、練習量が稼げれば伸びやすいです。
Bizmatesをおすすめしない人
「急に海外赴任が決まった」、「いきなり海外プロジェクトを任された」、「来月英語の面接を受けることになった」、といった緊急事態の人には向きません。
そういった人にはオンラインのBizmatesよりも、どうにかして時間を作ってでも対面のマンツーマンのスクールに通うことをおすすめします。
私のイチオシはベルリッツです。
カウンセリングもしっかりしたマンツーマンのスクールだと、その人の状況に必要な英語からピンポイントで教えて最短で仕上げてくれます。
Bizmatesは既成のプログラムに沿ってのレッスンで、カウンセリングもなく、レッスンもこま切れです。
緊急事態に短期で備えるには向きません。
また、普段から英語を話す機会がある英会話上級者には物足りないかもしれません。
こういった人にも、英会話上級者のための講師もそろっているベルリッツやGabaがおすすめです。
ビジネス英会話上級者には、英語でのMBAイントロダクションコースのようなグループレッスンもおすすめです。
以上、Bizmates体験レッスンをレビューしました。
英語をしゃべる機会が少ないビジネスマンには、かなりおすすめできるオンライン英会話です。
時間・費用の負担に対する効果はかなり高いでしょう。
とはいえ、1回だけの体験レッスンの感想です。
英語のレベルやニーズも人それぞれです。
自分に合っているか、是非ご自身で体験してみてください!