使えるフレーズ

よく使うビジネス英語フレーズ | 質問に答えられないとき

ビジネスでよく使う、便利な英語のフレーズや表現を紹介しています。(毎週火曜更新)
ネイティブとの会議・メール・電話で出会った「使える!」と思ったおすすめを紹介していきます。

第1回は、
質問に答えられない時、即答できない時に使えるフレーズ
です。

仕事で質問をされて “I don’t know.” とはなかなか言いにくいですね。

でもすぐ答えられない。

そんなときに便利なのが、このフレーズ…

"That's a good question."

“That’s a good question.”
(いい質問だね。)

直訳すると「いい質問だね。」ですが、要は「答えられません。」ということです。

Why are there different blood types?
(血液型ってなんであるの?)
That’s a good question.
(いい質問だね。)

仕事で質問に答えられないとき “I don’t know.” と言ってしまうと、頼りない印象を与えてしまいますが、”That’s a good question.” と言えば、なぜか大人でかっこいい響きになります。

ミーティング、面接、インタビュー、友達との会話など、相手や場面を問わずに使える便利なフレーズです。

“That’s a good question.” の使い方

“That’s a good question.” はネイティブが非常によく使うフレーズです。

質問に即答できないときは、とりあえず “That’s a good question.” と言って時間を稼ぎます。

答えが思いつけば続ければOKですが、思いつかない場合は

  1. 確認して答えるべき質問か
  2. 適当に答えればいい質問か
  3. 答えなくていい質問か

どれなのか考えます。

1. 確認して答える場合
Why don’t the numbers add up here?
(なぜここの計算が合わないんだ?)
That’s a good question. Let me get back to you on that.
(そうですね。それについては、後日連絡します。)

“Let me get back to you on that.”
は、つまりは「確認します」という意味です。

“That’s a good question. Let me get back to you on that.”
と、セットでよく使われるフレーズです。

“Let me…” は少しカジュアルなので、

“I’ll get back to you on that.”
“Can I get back to you on that?”
“Could I get back to you on that?”

と言うこともできます。

2. 適当に答える場合
Why do Japanese eat soba on New Year’s Eve?
(なんで日本人は大晦日に蕎麦を食べるの?)
That’s a good question. Maybe to wish longevity.
(そうだね、長寿を願うためかもね。)

自分の意見や予想を答えればいい場面では、”Maybe…” などと適当な答えを続けます。

3. 答えない場合
Why is Nick giving the presentation and not Bob?
(なんでボブじゃなくてニックがプレゼンをするの?)
That’s a good question… I don’t know.
(確かに。なんでだろうね。)

答えなくてもいいような質問の場合は、”That’s a good question.” の後に少し間を入れて、”I don’t know.” と言えば大丈夫です。

ちなみに、本当にいい質問だと思った場合も “That’s a good question.” と言います。
この場合は後に答えを続ければいいだけです。

答えを言った後に
“Good question.”
“Great question.”
と付け足すこともあります。

以上、質問に即答できないときに使える “That’s a good question.”
イチオシのビジネス英語フレーズの紹介でした!