ビジネスでよく使う、便利な英語のフレーズや表現を紹介しています。(ほぼ毎週火曜更新)
ネイティブとの会議・メール・電話で出会った「使える!」と思ったおすすめを紹介します。
今回は、
言い切りたくないときに使えるフレーズ
です。
自分の知る限りの情報は伝えてあげたいけど、言い切って責任はとりたくない。
そんな時によく使うフレーズがあります。
それは…
“as far as I know”
(私の知る限りでは)
“I’m not sure” や “I think” と言うと頼りない印象を与えてしまいます。
同じ意味でも “as far as I know” と言うと、印象が大きく変わります。
(多分すべて順調だと思います。)
(すべて順調だと思います。)
As far as I know, everything is going as planned.”
(私の知る限りではすべて順調です。)
as far as I know の使い方
“As far as I know” の使い方は簡単で、文の最後か最初に付け足せばいいだけです。
【例文】
As far as I know, the business is still open.
(私の知る限りでは、まだ営業しているはずです。)
As far as I know, the budget hasn’t been provided yet.
(私の知る限りでは、まだ予算は発表されていません。)
They’re getting along with each other, as far as I know.
(私の知る限りでは、仲良くやっているようです。)
No one in the office has been infected with COVID, as far as I know.
(私の知る限りでは、職場ではまだ誰もコロナに感染していません。)
“as far as” と “as long as” の違い
“as far as” と “as long as” はどちらも「~の限り」と訳すことができます。
混同されやすいですが、区別して使う必要があります。
基本的に、
“as far as” は「~の範囲では」
“as long as” は「~という条件がそろっているうちは」
という意味です。
“as far as” の後には範囲、”as long as” の後には条件が続きます。
【例】
“She is happy, as far as I know.”
(私の知る限り(範囲)、彼女は幸せです。)
“She is happy as long as he’s happy.”
(彼が幸せである限り(条件)、彼女は幸せです。)
例外的に “For as long as I can remember” といったときの “as long as” は範囲になります。
ややこしいですね。
以上、言い切りたくないときに使える “as far as I know”
イチオシのビジネス英語フレーズの紹介でした!