ビジネスでよく使う、便利な英語のフレーズや表現を紹介しています。(毎週火曜更新)
ネイティブとの会議・メール・電話で出会った「使える!」と思ったおすすめを紹介します。
今回は、
Please 以外のお願いの仕方
です。
「明日の3時までに送っていただけると助かります。」と言いたいとき、
“Please send it to me by 3PM tomorrow.” と言っていますか?
丁寧にするときは please をつけると習いますが、実は注意が必要です。
Please を付けても命令文になっているうえに、please は「もういい加減~してよ」と強調する意味で使うこともあるからです。
“Please send it to me by 3PM tomorrow.” と言ったら、状況によっては相手はカチンときてしまいます。
そこで、「~していただけると助かります。」のニュアンスでお願いしたい時に使えるのが、このフレーズ…
“It would be great if…”
(~していただけると幸いです。)
このフレーズは命令文でなく “if” も入るので、「~していただけると幸いです。」「~していただけると助かります。」という雰囲気が伝わる感じの良いお願いになります。
It would be great if… の使い方
It would be great if… はメールでも会話でも使えます。
多用するとしつこいので、1メールに1回にとどめた方がよいでしょう。
私は、相手に何かしてもらうのにこちらから期限や条件を付けるときによく使います。
Do you have the template for this report? It would be great if you could send it to me by tomorrow.
(この報告書のひな形はお持ちですか?明日までに送っていただけると助かります。)
It would be great if you could let me know by Friday.
(金曜日までにご返答いただけると幸いです。)
It would be great if we could get the document in PDF format.
(その書類をPDF形式でいただけると幸いです。)
会社外でも使えます。
Please come to our party.
(パーティーに来てください。)
よりも
It would be GREAT if you could come to the party.
(君がパーティーに来てくれたら嬉しいな~。)
と言った方がカワイイですね。
ちなみに、面識のないクライアントなど、かなりフォーマルな場面では “It would be great if…” よりも
“We’d(I’d) appreciate it if you could…”
というフレーズが無難です。
We’d appreciate it if you could send us the sample by Monday.
(月曜までにサンプルをお送りいただければ幸いです。)
以上、Please 以外のお願いの仕方 “It would be great if…”
イチオシのビジネス英語フレーズの紹介でした!