ビジネスでよく使う、便利な英語のフレーズや表現を紹介しています。(毎週火曜更新)
ネイティブとの会議・メール・電話で出会った「使える!」と思ったおすすめを紹介します。
今回は、
~について触れる
です。
“said” に近い意味で、よりプロフェッショナルに聞こえる言葉があります。
それは…
“mentioned”
(~について触れた)
said と mentioned の違い
said は、「具体的に~と言った」という意味になり、mentionedは「~について触れた・話した」というニュアンスになります。
John said he is concerned about the safety of his staff.
(ジョンは従業員の安全を懸念していると言った。)
John mentioned his concern for the safety of his staff.
(ジョンは従業員の安全に対する懸念に触れた。)
said を使った前者では、ジョンが「従業員の安全を懸念しています。」と言ったことになります。
mentioned を使った後者では、ジョンが従業員の安全に対する懸念を表したという意味になります。
mentioned の使い方
文法的に、said をそのまま mentioned に置き換えると間違いになってしまいます。
“talked about” を mentioned に置き換えるとうまくいきます。
“mentioned about” のように、mention の後に about を付けるのは間違いです。
では mentioned の使い方を例文で見てみましょう。
【mention/mentionedの例文】
He mentioned some of the problems in his report.
(彼はレポートの中でいくつかの問題点について触れました。)
He mentioned a new product launch.
(彼は新製品の発売について触れた。)
She did mention it, but I haven’t heard the details.
(彼女から話題には挙がりましたが、詳細は聞いてないです。)
I forgot to mention in the meeting…
(会議で言い忘れましたが…)
No, he hasn’t mentioned it at all.
(いいえ、彼から一切聞いてないです。)
It was not even mentioned.
(話題にすら上がりませんでした。/一切触れられませんでした。)
We should mention his involvement in numerous other projects.
(彼の、その他多くのプレジェクトへの関与についても触れた方がいいね。)
As (we) mentioned before,
(前に述べたように、)
As mentioned above,
(上記のように、)
Don’t mention it.
(そのことには触れないで。)
以上、「~について触れる・話す」という意味の “mention”
イチオシのビジネス英単語の紹介でした!